かわいい系を中心に。 2011年管理人的ベスト漫画5! 忍者ブログ
とりあえず好きな漫画についてたまに語ることにします
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2011年管理人的ベスト漫画5!
2011年は豊作でしたね。
管理人の選ぶかわいい系を中心にした今年の漫画ベスト5をランキング形式で発表していきます。
 
此の木よしる『こみっく☆すたじお (1)~(3)』 (月刊ヤングマガジン)
あらゐけいいち『Helvetica Standard』 (月刊ニュータイプなど)
名島啓二『波打ち際のむろみさん (3)~(5)』 (週刊少年マガジン)
あさのゆきこ『夕焼けロケットペンシル (2) (3)』 (月刊コミックフラッパー)
オオツカマヒロ『のりタマ (2)』 (月刊コミック電撃大王)
Tiv『ぼくラはミンナ生きテイル!  (2)』  (月刊コミックREX)
大月悠祐子『妄想少年観測少女 (2)』 (電撃大王ジェネシス)
勇人『はなまる幼稚園 (10) (11)』 (ヤングガンガン)
琴久花央『ひよぴよえにっき。 (2)』 (まんがタイムきららキャラット)
いけ『ねこむすめ道草日記 (6)』 (月刊コミックリュウ)
杉崎ゆきる『アスクライブ・トゥ・ヘブン (2)』 (ヤングキングアワーズ)
安倍吉俊『リューシカ・リューシカ  (2) (3)』 (ガンガンオンライン)
今井哲也『ぼくらのよあけ (2)』 (月刊アフタヌーン)
水あさと『デンキ街の本屋さん(1)』(コミックフラッパー)
水あさと『めいなのフクロウ(1)』(コミックバンチ)
などなど
 
これらを見事打ち倒して(もはやこう打ち倒す意味があったのかわからないけど)、
今年のベスト5に輝いたのは・・・・・
 
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1位!
たなかのか『すみっこの空さん (1)』 (月刊コミックブレイド)
 
2位!
雨隠ギド『恋煩いフリークス』 (Fellows!)
 
3位!
大月悠祐子『わるない (2)』 (コミックゲッキン)
 
4位!
イトカツ『ももそら』 (スーパージャンプ)
 
5位!
桜井のりお『みつどもえ (11)』 (週刊少年チャンピオン)
タカハシマコ『魔女系』 (コミックハイ!など)
 
 
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なんだこれ!どうしてこうなった!という声が聞こえてきそうですが、すでに絞りに絞った20作品からさらに熟考、むしろ感性のままに選んだ結果がこれです。
最初から最後まで管理人の趣味によるものです。あしからず。
良作尽くしで選ぶのに本当に苦労しましたが、とうとう腹をくくって決定しました。
5位はどうしても切れなくて2作品をランキングに含めました。
 
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1位・たなかのか『すみっこの空さん』
これは文句なしに1位の作品。
哲学の大好きな小学生の空さんが、カメのプラトンと一緒に、
人生についてちょこっと考えたりする日々のお話。
 
sumikko01.jpgsumikko02.jpg
sumikko13-01.jpg
 
ああ、かわいいです、空さん。第2話の初めてのランドセル姿は死ぬほどかわいい。
その小さい身体に備わった、鋭敏な五感と色鮮やかなめくるめく思考による世界。エネルギーが熱くたぎる、いじらしい生命のほとばしりを感じます。
何を言ってるんだかわかりませんが、1位はこの「すみっこの空さん」で決定です。

 
2位・雨隠ギド『恋煩いフリークス』
思い切ってこれを2位に入れました!正直、2位以下はすべて2位のようなものだったのですが、インパクトと気強い女の子要素でこれに決定。
先祖から伝わる魔力を持つ「月子センパイ」がある出来事をきっかけに、幼女になったり老女になったりする物語。

koifree04.jpgこの人がkoifree03.jpgこんなリボン少女などに!
 
ネタバレしておきますが、割と長時間幼女になっています。この時の月子さんが喜怒哀楽、多彩な表情をみせて可愛い。怒るときは目を見開いてまくしたてるし、スネたり意地悪な笑みを浮かべるときもこれでもかと眉を潜めています。ただ心は元のまま、24歳の大人なのでその表情の裏には色々な感情が渦巻いています。彼女の複雑な、しかし至って女性らしい、深い葛藤がもたらす一つの小さな災厄?
 
koifree02.jpg  ちょこんとえんがわに座っていたり、おぶってもらっていたり、あざとい可愛さも含みつつちょっとした子供ライフを楽しむ月子センパイ。

雰囲気はタカハシマコの「エオマイア」と少し被る所があるかな、と今思いつきました。適当です。
佐原ミズの「マイガール」が好きで、かつ少女漫画的ノリがちょっと鼻についた人にはお勧めかも。
 
koifree01.jpg
 

 
3位・大月悠祐子『わるない』

warunai01.jpg 唾液だらっだら。犬耳プレイ。

 
Webコミックゲッキンの中で異彩を放っていた作品。「白雪セブン」大月悠祐子がマイナーどころに放り込まれた結果、好き放題やらかしてくれたわけですね。
もともとはバーナムラボラトリー制作のオリジナルアニメですが、無人の星からSOS信号を送るという基本設定以外はほぼ無法状態のカオスなアレンジになっています。たまに基本設定すら怪しいし(パラレル学園ものなどもある)。大月作品の根底に流れる妙にブラックでシリアスな雰囲気は「妄想少年観測少女」でいかんなく発揮されているので、そちらもおすすめです。
というわけで今年の3位は予測不能のシリアスコメディSF漫画に。

warunai02.jpg 小動物みたいなフォルムで、あくまで刹那的に生きる二人。


 
4位・イトカツ『ももそら』

momosora01.jpg  モモさん24歳

 
これもすんなりとベスト5に収まった作品。モモさんの健気な愛らしさで4位に入っちゃいました。掲載誌の改編のとばっちりを食らって、わずか11話で打ち切りに。
ストーリーは特にないまったり日常漫画なのでどこで切っても…な事情だとしても、残念。どこかでまたこの人のこんな作品に出会いたいです。

momosora03.jpg


 
5位・桜井のりお『みつどもえ』
かなり迷いましたが、作者の長い不在でもはや存在を忘れられつつあるこの作品を5位にしました。
もちろんこのランキングに十分値する小学生最高!漫画であることは疑いの余地もないですがね!
11巻も「丸井家の松岡さん」可愛い。緒方さんも一人で勝手に可愛い。下手すると三姉妹の勢いを食っていきそうで怖い。
チャンピオンからみつどもえの文字がなくなってはや8ヶ月が過ぎようとしていますが(むしろまだ8ヶ月という気分ですが)、管理人の中ではまだチャンピオンの誌面にはこの作品の面影が漂っています。そろそろ「空が灰色だから」に塗り替えられていきそうですが!

mitsudomoe11-mitsuba.jpgmitsudomoe11-futaba.jpgmitsudomoe11-hitoha.jpg

みつどもえよ永遠に・・・・!なんて言いたくないや。



5位・タカハシマコ『魔女系』
というわけで、最近感想を書きましたが、どうしても切れなかったこの作品をもう一つの5位に。タカハシマコは今でも変わらず大好きな作品を送り続けています。
 
majokei08.jpg
 
 
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そして!
単行本が出ていたらランク内に突入していたであろう作品!
 
阿部共実『空が灰色だから。』 (週刊少年チャンピオン)
もはや今語るまでもありませんが、みつどもえ以後のチャンピオンの個人的にフラッグシップ。イカ娘?今のままでいいと思います。
人間の精神的あるいは物理的な本質を容赦無くグサリグサリと突き刺して楽しんでいる人々のオムニバス。

三浦靖冬『えんじがかり』 (チャンピオンREDいちご)
巻数のない単行本が発売されたあとに隔号から毎号掲載に変わるおかしな状況ですが、もうすぐ2巻は出るんじゃないでしょうか。人気ですよ、この作品。
2010年の管理人ベスト1漫画。

大代しんり・桐丘さな『E』 (月刊コミックブレイド)
(もうとっくに発売されていますが)最新号で最終回。残念です。女の子の姿になったOS?とそのユーザー(マウスポインタで表現される)のふれあいの話。
毎回コスチュームの可愛さにやられる作品。

縞野やえ『今日、カレー!』 (月刊コミックブレイド)
こちらもななんと次号で最終回。至極残念です。すぱっと中短編で終わるのは少年漫画にあるまじき潔さでいいですが、せめて2巻分くらい読みたかった。

カネコマサル『百花のしるし』 (電撃大王ジェネシス)
『ふら・ふろ』でお師匠さんのコマだけ読んでいた人間には果てしなく俺得な作品。主人公はちっちゃな町の守り神。毎日色々な出会いがあったりするのですという読み切り群。
もう、これもすぐ終わってしまう気がして仕方ないです。本当に。

中川悠京『無限島』 (Webモーニング)
遠く離島で暮らし始めた女の子「こおる」が様々な幻想に出会う短編群。
パステル画のようなタッチ、暖かみを持ちつつもどこかドライな自然風景が画面いっぱいに広がる作品。
女の子がまるで異世界の民のような遠目の風貌なのが印象的です。
今年、静謐というものをひしひしと感じることができた漫画といえば、この作品でしょう。来年もよろしく!

きゆづきさとこ『棺担ぎのクロ。』 (まんがタイムきらら)
新年3巻が出るそうですね!やった!またニジュクとサンジュに会える!きらら的蛇足コミカル要素も含みつつどこか退廃的で閉塞感の強い作風で異色の出来。そういう意味で少し人を選びそうですが、ストーリー風4コマの中でかなり濃密な内容の作品です。

るい・たまち『ごきチャ』 (まんがタイムきららキャラット)
フォルムが猛烈に可愛いのです。きらら系ならこれで十分でしょう?

 
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最後に、惜しくもベスト5には入らなかった作品について、一挙に振り返ってみます。
 
・此の木よしる『こみっく☆すたじお (1)~(3)』 (月刊ヤングマガジン)
今年矢継ぎ早に単行本が出ましたね。いちこ先生可愛い。立派なオトナなのに、身体は子供みたいにちまっこい。これひとつの真理ですね。
 
・あらゐけいいち『Helvetica Standard』 (月刊ニュータイプなど)

HS01.jpgHS02.jpg
(はかせ成分多め。左上のコマは日常七巻のおまけペーパーに使われてました)

作者の掌編作品集ですが、ほぼ日常アニメ版の元ネタ補完集的な扱いです。
日常パートは東雲研究所系のネタが多く、絶対的管理人ハッピーな構成。はかせかわいいよはかせ。はかせかわいいよはかせ。
巻末の方にあるラフスケッチの薄手ワンピース姿のはかせが猛烈にかわいいよ。心臓の拍動が止まってしまうよ。
管理人は日常に関しては完全にポロロッカ組です、すんません。
暇さえあれば「日常はアニメ漫画ともども東雲研究所パートだけでいいよ、むしろそれが俺得」と不遜な態度を取り続けております。すんません。群馬県。

 
・名島啓二『波打際のむろみさん (3)~(5)』 (週刊少年マガジン)
イエティかわいいよイエティ。三大誌の一角に、他の存在感に負けぬよう地道に続いている作品。そうか、もう5巻まで出たのか。
人魚のむろみさんと拓朗との掛け合いもすっかり堂に入って、むしろ掛け合いでなく普通の会話に思えるほど。しかし拓朗、ここでデレるとキャラが崩れてしまうぞ。頑張れ。
イエティ・ハーピー組では、今年の変化としてヤタガラスその他の仲間らしき存在が確認されたところ。来年は一層賑やかになるかと期待です。
きたる2012年こそ、何かのきっかけでもっと評価されるべき作品。
 
・あさのゆきこ『夕焼けロケットペンシル (2) (3)』 (月刊コミックフラッパー)
大団円、とは程遠い幕切れで安心しました。絶対に「ハッピーエンド」であってはならなかった作品。
父親にどんな心境変化がやってこようと、決して円満になりはしなかったこの子と周囲の人々。この子を幸せにしてあげられるのは、ただ読者だけなんだと。
読み手の頭の中では、いつかこの子が心の底から笑えるようになる日が来ているはずです。どんな形であれ。
 
・大月悠祐子『妄想少年観測少女 (2)』 (電撃大王ジェネシス)
「なあ、お前、おしっこくさい」が物語る、変態作家大月悠祐子によって満を持して書かれた変態漫画。
フェチズムはいいんだけど、やはりこの人にこの絵で描いてもらわないとダメなんですね。
この2巻も含めて電撃大王ジェネシス感想書く気だったのに、すっかり放置していました。ダメだこりゃ。

mousou.jpg  K点越え。

 
勇人『はなまる幼稚園 (10) (11)』 (ヤングガンガン)
終わってしまえば寂しいこの作品。みんな可愛くなりました。
 
琴久花央『ひよぴよえにっき。 (2)』 (まんがタイムきららキャラット)
相変わらず両親の姿は1ミリ足りとも現れなかった2巻ですが、ちあきの子育ては板についてきましたね。
 
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・・・・・・いかがでしたでしょうか?管理人の趣味満載でお届けしましたが、これを機に新たな漫画に出会えることとなれたら幸いです。

来年も当ブログをよろしくお願いします。


 





 

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